【パース15日AAP】 世界最大の輸送航空機がオーストラリアに初めて着陸するのを一目見ようと、見物人多数がパース空港周辺に詰めかけた。
超巨大輸送機「アントノフAn225ムリーヤ」は、WA州南西部で重量117トンのタービンを輸送するため、資源企業によってチャーターされた。
エアポート・ドライブにある一時展望エリアには、同機を見ようとおよそ1万5000人が集まった。パース空港のフィオナ・ランダー広報官は、「機体の大きさは息をのむほど。6基のエンジン音が鳴り響くなか、カメラのシャッター音が重なった」とコメントした。
アントノフ機はパースにおよそ48時間停留する予定。荷物を下ろすのに最大12時間かかるという。同機は32の車輪を装備し、翼の幅は84.4メートル、最大離陸重量は640トンを誇る。
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