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「末期患者の親族に会うため」 NSWの男が虚偽申告でSAへ

【NSW8日】   NSW在住の男が家庭内の言い争いから家出をし、末期患者の親族がいると虚偽の申告をしてSA州へ入州した罪で、逮捕起訴された。

 

アデレード治安判事裁判所によると、アダム・パンパ被告(32)とパートナーは9月7日にアデレード空港に到着、偽名を使ってオンラインの越境申請をし、ワイアラに住むパートナーの末期患者の親族に会うと虚偽の申告をした疑い。

 

SA州では9月23日までNSW州から入州した人に対して14日間の自己隔離を義務付けていた。

 

パンパ被告はSA州警察に、親族の家で自己隔離を行うと伝えていたが、州警察がその住所へ行ったところ、パンパ容疑者はおらず、住人で病人はいないことが判明したという。

 

2人は次の日にアデレードCBDのバス停で逮捕され、パンパ被告はその日から拘束されていた。パンパ被告は警察の取り調べに拒否をしていたが、パートナーが「家庭内の言い争いから2人家を出てきた」と答えたという。

 

判決で1ヶ月と24日間の拘置所での拘束が命じられたが、パンパ被告は1ヶ月の拘束期間を終えており、残りの24日は保留扱いになったため、7日に釈放された。

 

ソース: news.com.au- NSW man sentenced for entering SA after lying about ‘terminally ill relative’

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