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エベレストで豪人女性が死亡 

【メルボルン22日AAP】   世界最高峰のエベレスト山から下山していたオーストラリア人女性が死亡した。メディアを通して悲報を知った家族は、登山旅行の主催者側に説明を求めている。

メルボルンのモナシュ大学のマリア・ストライドム博士(34)は21日午後、エベレスト山から下山中に死亡した。死亡原因に高山病などがあげられている。登山経験が豊富な同博士は、夫のロバート・グローペルさんとともに7週間の登山旅行に出かけていた。外務省によると、グローペルさんも負傷したとされる。

前日の20日には、ストライドム博士らと同じ登山隊にいたドイツのエリック・アーノルドさんも高山病で死亡した。登山専門家である米国人のアラン・アーネット氏は、エベレストで毎年5~10人が死亡するとして、高山病は非常によく見られると話した。

一方で、QLD州のアリッサ・アザールさん(19)は、オーストラリアでは最年少となるエベレスト登頂に、3度目の挑戦で成功した。

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