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WA州で地震4回発生 M5.2規模も

【パース29日AAP】   WA州南東部で28日夜から29日朝にかけて、地震が4回発生した。このうちマグニチュード(M)5.2の地震は、およそ600キロメートル離れたパースでも感じられたという。

ゴールドフィールズ地域で発生した一連の地震は、同州では2010年4月のカルグーリー地震(M5)以来最大規模。28日午後11時30分(豪西部標準時間)に最初の地震が発生し、規模はM4.9を記録した。およそ1時間後にM5.2規模の地震、29日午前1時44分頃にM3.2、午前6時頃にM3規模の地震がそれぞれ発生した。

今回の地震についてオーストラリア地球科学機構のダン・ジャクサ地震学者は、「オーストラリア大陸プレートが年7センチメートルほど動くことによる地殻応力によって発生した」と話した。また、「オーストラリアの地震は不規則に発生するため、人々は慣れていない」とジャクサ氏は指摘し、「地震が発生したら屋内で家具の下に隠れることが大事」とアドバイスした。

消防・救急サービス省(DFES)によると、建物の被害報告はない。

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