【ブリスベン29日AAP】 QLD州のパラシェー首相は、米国のオバマ大統領一家をグレートバリアリーフでの休暇に招待したと話した。米国のビル・クリントン元大統領夫妻も1996年、同州ポート・ダグラスに滞在してさんご礁を訪れている。
パラシェー州首相は29日、「オバマ氏ほどの国際的立場にいる人物のグレートバリアリーフ訪問は、すばらしい機会になる」と話し、大統領任期終了後の休暇に一家を招待したことを明らかにした。パラシェー州首相はまた、グレートバリアリーフへの環境影響に取り組むため、州政府は連邦政府と密接に連動していると話した。
オバマ大統領は2014年11月、ブリスベンで行われたG20サミットで、グレートバリアリーフが気候変動の危機にさらされていると警告し、「娘や孫たちも、美しいグレートバリアリーフを訪れることができるようにしたい」と述べた。