国際

日本 豪から食用の家畜輸入を一時停止

【キャンベラ2日AAP】  日本政府はオーストラリアから先週輸入された300頭のホルスタイン牛から、牛ヨーネ菌に感染した牛が発見されたとして、オーストラリアからの牛の輸入を一時見合わせることを決めた。

一方、菌が検出された牛は、オーストラリアで行われた検査では陰性だったことから、農業省は輸出された牛が、輸入国である日本が課している条件に沿ったものであったかなどを含めて、日本政府と共に調査を進めているとしている。

オーストラリアは2014年~15年の1年間で約1万頭、1460万ドル相当の家畜を日本に輸出しており、日本は第9位の輸出先国となっている。牛ヨーネ菌は感染すると治療方法がないため衰弱して死に至るが、オーストラリア国内の食肉用牛のほとんどは菌を保有していないとされている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら