【NSW15日】 NSW州のベレジクリアン首相は15日、汚職に関わった元議員と交際していたことが明らかになったことを受け、最大野党のマッケイ労働党党首から「汚職に対して世間の反応を調べる反響版」だと認めさせるような質問をぶつけられるなど、再び大きな批判を受ける形となった。
ベレジクリアン首相はマッケイ党首からの質問について、「攻撃的で、どう考えても間違っている」と不快感を表した。これに対しマッケイ党首は引き下がることなく、複数の事柄について同首相は「知っていたのに知らないと答えた」として「州民はあなたを信頼できない」と述べた。
これに対しベレジクリアン首相は、マッケイ党首が「自分で質問しておいて、自分で回答している」と述べ、答えを持っているのになぜ質問したのか理解できないとした上で、「野党は好きな藁をいつでもつかむことができる」と批判。「真実は私自身に何一つ誤りがないことであり、NSW州民はそれを分かっている」と述べた。
ソース:news.com.au-Gladys Berejiklian fires up over ICAC questions