【シドニー4日AAP】 NSW州を中心に大荒れの天候となったシドニーでは4日、開催中の光のイベント「ビビッド・シドニー」の主催者がほとんどの電飾装置の点灯を中止することを決めたほか、見物を予定している場合は天候が回復するまで延期するよう呼びかけている。
シドニーでは4日、強風の影響で王室植物公園の教会に飾られた電飾が破損。訪問客に危害が及ぶ可能性があるとして、現代美術館、ダーリングハーバー、タロンガ動物園などCBDエリアの主な電飾装置を点灯しないことを決めた。
主催者の一人であるチップチェイス氏は、「ビビッド・シドニーはあと14日間開催しているので、天候の回復を待って改めて訪れて欲しい」と話した。なおハーバーブリッジ、カスタムハウス、およびオペラハウスは通常通り点灯するほか、屋内のイベントも通常通り行われる。