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RBA、政策金利1.75%で据え置き

【シドニー7日AAP】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は7日の月例理事会で、政策金利を史上最低の1.75%のまま据え置きにすると決定した。

会議後の声明でスティーブンス総裁は、「世界各地における人件費の伸びは控えめで、コストアップ圧力も非常に低いことから、しばらくは現状が続くと考えられる」と述べた。また、「政策姿勢を維持することで持続可能な経済成長に一致し、インフレ率も徐々に目標幅に近づくだろう」と述べ、1ー3月期で0.2%下落したインフレ率に懸念を示した。

一方でスティーブンス総裁は、企業投資の著しい減少について警告している。1-3月期における建物や設備などの企業投資は、予想された3.5%減少を大幅に下回り、5.2%減少した。エコノミストらは、投資減退の背景に鉱業セクターの下降があるとして、RBAが次回のインフレデータなどを参考に8月にも政策金利を再検討すると予想している。

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