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売上低迷ウーリーズ、自社ブランド変更 

【ブリスベン7日AAP】   スーパーマーケット大手「ウールワース」は、自社ブランド品の名称変更を発表した。「ホームブランド」を「エッセンシャルズ」に、「セレクト」を「ウールワース」に変更する。新ブランド「ウールワース」は2000以上の商品を網羅し、既存のセレクト商品よりも低価格だという。

シドニー大学のテレサ・デイビス准教授は、ウールワースの動きは明らかにドイツの格安スーパー「アルディ」に対抗するものだとして、影響は及ぼさないだろうとの見解を示した。市場シェア40%のウールワースは、売り上げの伸び悩みに苦しんでいる。

アルディは15年前にオーストラリアに参入して以来、ウールワースとコールズの“別の選択肢”として着実に地位を固めてきた。アルディは多くのブランド品を保有しないが、質と価格を保証して、シンプルに低価格戦略を展開している。現在およそ6%のアルディの国内市場シェアは、今後4年間で10%に増大すると予想される。

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