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映画・テレビ産業に2千万ドル NSW

【シドニー8日AAP】  NSW州政府は今月21日に発表される新年度予算案に、同州内の映画およびテレビ産業への財政援助として2000万ドルを拠出することを決定した。ハリウッド映画などブロックバスター級の作品製作の呼び込みを目指すという。

新たに2000万ドルの財政援助を得たことで、映画およびテレビ産業界の予算は向こう2年間で4000万ドルとなり、これまでの2倍となった。NSW州のトロイ・グラント芸術相は、「他の国や州に対し、われわれの製作への意欲をアピールできる」と述べた。

さらに同相は、「ひょっとすると『スター・ウォーズ』や『ゲーム・オブ・スローンズ』の次回作がNSW州で製作されことになるかもしれない」と話した。同州では数々の大ヒット作品が製作されており、現在はリドリー・スコット監督による『エイリアン』シリーズの最新作、『エイリアン・コンベナント』の撮影が行われている。

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