【シドニー20日AAP】 シドニーのライトレールで24時間のストライキが行われ、通勤者らは満員のバスでの移動を余儀なくされた。
鉄道・トラム・バス労働組合(RTBU)によると、民間企業のトランスデブ社が安全上の問題への対処を拒んでいることを理由に、ライトレールの運転手らは20日午前零時からストライキを開始した。「危険なレベルに混雑した車両や非現実的な乗り降り時間など、すでに乗客を危険にさらしているにもかかわらず、トランスデブは運転手の交代勤務上限を引き上げて休憩を削減しようとしている」と、デーブ・ウラムス組合長は声明で述べた。
ストの影響で朝のピーク時間中、乗客らは満員の代替バスでの移動を強いられた。乗客のナタリー・ノマンセンさんは「午前8時24分から34分の間のライトレールでは立つこともできない」と話し、乗客数に対して本数が少なすぎると指摘した。