【ACT24日】 モリソン連邦首相は、来月から海外からの帰国者の上限数を各州で増加することを発表した。
モリソン首相によると、先週発表したSA州、ACT、 NT準州での増加に加えてWA州は140人、QLD州は150人の増加となる。また、TAS州は帰国者の入州を希望しているが、国際線空港がないためと国境警備隊の規制の問題があるという。モリソン首相は「TAS州への入州ができるよう連邦政府は尽力する」と述べた。
現在海外で足止めされているオーストラリア人の数は3万人以上に上る。9月18日の時点で帰国希望者はおよそ2万6200人で、早急に保護を要する人たちは4100人だった。9月18日以降の帰国者は合計4591人 、早急に保護を要する人のうち1278人が帰国したという。
モリソン首相は「オーストラリア人の帰国は順調。国内すべての州で安全で迅速に帰国ができるよう尽力していく」と述べた。
また連邦政府は、WA州を除く国内の州境をクリスマスまでに再開することに原則合意をしている。ポール・ケリー主席医務官は、国内全土での現感染者数は200人で、ここ7 日間の新たな感染者は109人、その80パーセントが海外帰国者だったとし、国内の感染対策が順調であることを強調した。
ソース: news.com.au – Overseas arrival caps to increase from November