【シドニー26日AAP】 ウエストコネックス自動車道プロジェクトに反対する抗議者およそ500人が、シドニー中西部で抗議集会を行った。
ロゼル公園で26日午後、ミュージシャンによるパフォーマンスやピクニックが催されるなか、都市交通専門家やグリーンズ(緑の党)の代表者らがウエストコネックス自動車道への反対を群衆に訴えた。同自動車道は金額に見合う価値がなく交通渋滞を引き起こすだけだとして、抗議者らは連邦およびNSW州政府に対し、同自動車道への資金を公共交通機関や保健、教育にまわすよう呼びかけた。アマンダ・ブル広報官は「ウエストコネックス自動車道には透明性がなく、費用の急騰、計画過程の堕落、承認前に契約サインを交わすなど、問題はきりがない」と語った。
全長33キロメートルの同道路プロジェクトは国内最大となる。