【シドニー28日AAP】 NSW州計画評価委員会(PAC)は、シドニーで2つめとなるカジノ建設を承認した。カジノ事業家のジェームス・パッカー氏による20億ドル規模の複合施設は、新たなバランガルー開発地区に建設される。
建設予定のクラウンリゾートには、6つ星ホテルとVIP専用カジノも含まれる。ヒクソン公園の芝生エリアの拡大や、リゾートの端を歩行者用に幅30メートル広げるなど、当初の計画と大幅に変更された。PACは、「シドニー湾岸地区の美しいトレードマーク的建物になる」と声明で述べた。
クラウンカジノは今月先立って、メルボルンとパース、今回開発予定のバランガルー・カジノの価値を認識する目的で、マカオの共同カジノ事業への投資を削減すると発表した。
今回の計画は、2013年にオファレルNSW州政府の支持を得て以来、数回にわたって見直されてきた。