【シドニー5日AAP】 NSW州で任意の住宅保険に加えられている火災・救急サービス税が、来年から資産価値に基づいた課税としてカウンシル税とともに支払われることになる。
ベレジクリャン財務相は5日、改革により住宅保険料は年間200ドルほど引き下げられる見込みだとして、「節減分を顧客に反映させない保険会社には高額な罰金が科せられる」と話した。違反した企業には最高で罰金1000万ドル、個人にも50万ドルが科せられる可能性がある。同氏はまた、保険未加入または一部加入のみの割合は国内でNSW州が最も高いとして、「現在の保険加入者のみでなく、保険に加入する余裕のない人も支援することになる」と述べた。
オーストラリア保険委員会(ICA)は、3年前にVIC州で火災サービス税が取り除かれたときと同様に、保険会社らは正しい行いをすると自信を示した。