【パース6日AAP】 WA州でよく知られるカフェフランチャイズのハンズ・カフェが、外国人の従業員に対し、不当に少ない給料を支払っていたとして、フェアワーク・オンブズマンは同カフェに対し法的措置を講じたことが分かった。
オンブズマンによると、同カフェの経営者であるトラム・ホアン・ハン氏は、パースCBD、スビアコ、ヒラリーズ、およびミッドランドで働いていた100人の従業員に対し、3万ドル以上少ない給料を支払っていたという。同氏は2013年にも、最低賃金に準じるよう警告を受けていた。
不足分はすでに従業員に対し支払われたが、オンブズマンはハン氏が従業員らの勤務時間を適正に記録しておらず、不足分の賃金や賞与を正確に割り出すことが出来なかったことを重く見て、法的措置を講じる構えだという。職場法では勤務時間の記録を7年間は保管する必要があるが、ハン氏はわずか2~4週間のみだった。