【NSW29日】 服飾小売大手のモザイク・ブランズは29日、傘下のノニB、ミラーズ、リバースなどの店舗について、今後さらに250店舗を閉鎖すると発表した。モザイクは閉鎖の理由について、新型コロナのあおりから窮地に立たされるなか、ショッピングセンター側が賃料の救済を十分に行わなかったためと説明している。
ロックマンズやクロスローズなどを保有するモザイクは、今年8月に賃料についてショッピングセンター側と交渉中と説明する一方、向こう1~2年で最大500店舗を閉鎖する可能性を示唆していた。同社のエバンスCEOは「8月に年次報告を行ったときから変わらず、非現実的な賃料の要求を受けて73店舗を閉鎖した」と述べ、今後は恒久的なオンラインへの移行を目指す方針を示した。
モザイクは、前会計年度に1億7,030万ドルと巨額の損失を計上しているが、同社のファシオニ会長は、21年中には再び黒字に転じると楽観的な見方を示している。
ソース:news.com.au-Retailer behind iconic brands Katies, Rivers, Noni B to close 250 stores