【NSW29日】 航空大手カンタス航空は29日、新型コロナによって窮地に追い込まれている観光業と航空業を活性化するため、一回限定のウルル往復便を運航すると発表した。同社は、先に行った“Flight to nowhere”が好評だったことから、新たなフライト“Flight to somewhere”を計画したもの。
Flight to nowhereでは国内の上空を7時間かけて飛行したが、12月5日に出発予定のFlight to somewhereではウルルへ直行。乗客は110人を予定し、シドニー出発前にはラウンジでシャンパンと朝食を楽しめるという。離陸後、低空飛行でシドニー湾からの眺望を楽しみ、ウルルとカタジュタでは鳥観図のような迫力ある眺めが待っているという。
ウルルでは先住民族のアート体験、夜空の下で3時間のコースディナー、翌朝はウルルからの日の出やカタジュタの訪問など盛りだくさんの内容だ。料金はエコノミー席が2,499ドル、機体先頭の座席が3,999ドルで、予約受付は29日に開始となっている。
ソース:news.com.au-Qantas announces new ‘flight to somewhere’ and stay for $2500