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NSW州で第二波への警戒「非常に現実的」 保健省

【NSW 31日】   NSW州の保健当局は、コロナウイルスの第二波に対して「非常に現実的」だとし警戒を強めており、より多くの州民に検査を受けるように呼びかけている。

 

NSW州保健省は、新たな感染者が4人確認されたことを受けて、再びコロナウイルスが蔓延し第二波が発生するのを防ぐために検査を受けることが重要であると強調した。

 

同保健省のスポークスマンは「シドニー南西部で最近発生したクラスターは、地域住民の協力のおかげで拡大防止に成功した。だが、コロナウイルスはまだ感染力を持っており、州内でも再流行する可能性は高い」と警鐘を鳴らし、州民に感染防止のための「新しい生活様式」(COVID-safe) を維持し、少しでも症状がある場合はすぐに検査を受けるように訴えた。

 

30日に発表された新たな感染者の1人はカブラマッタ・ハイスクールの生徒で、学校の生徒と教員全ては、濃厚接触者が誰かがわかるまで自宅隔離するように勧告されている。

 

30日の検査者数は1万3134人と前日の1万2785人と比べて増加しているが、州政府は1日当たり2万人の検査者数を目標にしており、それを下回る結果となっている。

 

現在同州での感染者は73人となっており、そのうちの1人は集中治療室にいる。

 

ソース: news.com.au –‘Very real’: NSW second wave alert

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