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ドッグレース廃止 オーナーらが抗議

【シドニー13日AAP】  シドニーのウェントワース・パークで13日、NSW州のベアード首相によるドッグレース廃止の発表後、初めてとなるドッグレースが開催された。ベアード首相は先に、来年7月以降のドッグレースの廃止を発表しており、業界内には依然として動揺が広がっている。

ドッグレース用で使われるグレーハウンド犬のブリーダーやオーナーらで作る団体は同日、レース参加者らに対し、各クラブと連携して反対運動を展開する方針を発表。さらに弁護団やロビー活動家らと連絡を取っていることを明かした。

さらに特別調査委員会により、レースに参加出来ないことを理由に過去1年間で殺処分となったグレーハウンドが、4万8000~6万8000頭だったとする統計が示されたことについて、同団体は「誇張されている」と反論。レース廃止の決定を覆すためオーナーらに対し、実際に殺処分となった犬の数を報告するよう協力を呼びかけた。

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