【シドニー16日AAP】 昨年7月に南アフリカ南海岸のジェフリーズ・ベイで開催されたサーフィン大会でサメに襲われたオーストラリアのプロサーファー、ミック・ファニングさんが、今年も開催された同大会に再出場し、16日の決勝戦で見事優勝を遂げた。
ファニングさんは、去年の大会決勝戦でホオジロザメとみられる人食いザメに襲われたが、必死の抵抗で九死に一生を得た。ファニングさんは「事故のあった後から、必ずここに戻ってやり直すと決めていた。これで前へ進める」と述べた。
昨年のサメ襲撃事故から1年の間、ファニングさんは兄の死、自身の離婚や怪我など数々の困難から、大会出場数を今年から制限しており、今季はカリフォルニアで開催される大会が最後の出場になるとした。