【メルボルン19日AAP】 VIC州南西部ダンドネルに、新たに大規模な風力発電所の建設が承認された。年間およそ70万トンの温室効果ガスの排出削減につながるとされ、同州の道路から自動車17万台を取り除くことに同等するという。プロジェクトは12か月以内に開始され、2019年に運転の予定。
6億5000万ドル規模の風力発電所について、アンドリュース州首相は19日、「重要な投資であり、VIC州が国内の再生エネルギーリーダーとなる」と述べた。建設にあたって新たに300の雇用を創出し、毎年住宅14万戸供給分のクリーンエネルギーを生成する。
一方で州グリーンズ(緑の党)は、「供給過剰である石炭エネルギーを段階的に廃止しなければ、温室効果ガスは削減できない」と指摘した。