【シドニー26日AAP】 シドニー西部で今年で4年目となる毎年恒例のラクダのレースが開催され、およそ400人が観戦を楽しんだ。
ラクダレースは26日、バンクスタウン競馬練習場で行われた。ヒトコブラクダの乗り手らは、コブの後ろに設置されたサドルクッションに座り、ダート・トラックを駆け巡った。
乗り手のエミリー・サンソムさん(24)は、ラクダ乗りは乗馬とは反対に非常に不格好だとして、「前にかがんで離さず、最善を願うのみ」と話した。エミリーさんの父親でラクダ調教師のロッドさんは、シドニーでの3日間のイベントのためにポート・スティーブンスからラクダたちを連れてきた。ロッドさんは、「全員経験がある乗り手だが、時にどう猛で頑固なラクダの気性を理解する必要がある」と話した。
ラクダは短距離で時速65キロメートルの速さで走ることが可能で、長距離でも時速45キロメートルを維持できるという。