【アデレード28日AAP】 SA州の環境・水・天然資源省は、マグパイによる夜中のさえずりが確認され、巣作りや縄張り争いの活動が活発になってきているとして、マグパイによる上空からの突然の襲撃に注意を払うよう呼びかけている。
同省のケリー博士によれば、上空からの襲撃は通常春がピークだが、早い場合はヒナが卵から孵化し始める8月半ばからみられるという。親鳥が外部からの刺激に最も敏感になるのは、ヒナがかえって巣立つまでの約6週間で、とくに巣から50メートル以内では攻撃活動が活発になる。
同省はマグパイから身を守る方法として、マグパイと目を合わせないこと、巣がある場所の近くではゆっくり歩行し、自転車の場合は自転車から降りることを勧めている。また傘をさすかサングラスをかけ、つばの広い防止をかぶるのも効果的だとしている。