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ラッド元首相 UN推薦は首相次第

【キャンベラ28日AAP】  ケビン・ラッド元首相が次期の国際連合(UN)事務総長戦に出馬の意向を示している件に関し、28日開かれた閣議では賛否が分かれたことから、最終的な判断はターンブル首相が行うという見方が強まっている。

連邦のターンブル首相は「公に私が話す前に、最後にもう一度ラッド氏と電話で話す必要がある」と述べ、政府として正式に推薦するかについては、ラッド氏と話をした後に決定されるとみられる。

閣議ではビショップ外相がラッド氏を強く推す一方で、自由党の重鎮であるエリック・アベッツ氏はラッド氏の性格について、「ナルシスト、思いつき主義、サイコパス」と辛らつな言葉を述べ、ラッド氏はこの役職に向いていないとの見解を示した。

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