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ハリポタ最新作 ファンら書店に殺到

【シドニー31日AAP】   映画も小説も爆発的人気を呼んだ“ハリー・ポッター”の最新刊「ハリー・ポッターと呪われた子」(原題:Harry Potter and the Cursed Child)の劇脚本が発売された。魔女や魔法使いの装いをしたファンらが31日朝、シドニーの書店に押し寄せた。

シリーズ著者のJ・K・ローリング氏は30日、英国ロンドンのウエスト・エンドで行われた舞台のワールドプレミアに出席した。舞台作品や脚本の出版化が新たなハリポタシリーズを生み出すのではという予想を覆し、ローリング氏は「本当にこれが最後」と話した。

書店Dymocksは31日の一般販売開始前に、すでに同脚本1万5000冊以上を売り上げた。同書店のスティーブ・コックス最高責任者は、「今後数週間で国内で何万という部数が売れるだろう」と述べた。また、ほかに同様なシリーズはないとして「読者はハリー・ポッターとともに成長した」と語った。

最新作は、前作「ハリー・ポッターと死の秘宝」(原題:Harry Potter and the Deathly Hallows)から19年後を舞台に描かれた。3人の子どもの父親として魔法省で働くハリーが、過去との格闘に挑む。

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