【ブリスベン2日AAP】 オーストラリア消費者競争委員会(ACCC)によると、会計年度2016年で最もリコール件数が多かったのは、自動車と食料品であることがわかった。
リコール件数は昨年の596件から670件に上昇し、そのうち自動車関係が182件を占めた。食料品のリコールも、前年の71件から123件に跳ね上がった。電気・ガス製品が80件で3番目に多かったが、前年の104件から減少した。続いて、娯楽アイテム、玩具、子ども用製品が報告された。
ACCCは、新たに製品の安全性に関するウェブサイト「Product Safety Australia」を立ち上げた。リコール対象商品を記載するとともに、商品の安全基準に関する情報を消費者や小売業者らに提供する。