【シドニー5日AAP】 世界中で人気を集め、これまでに4億5000万部を売り上げている「ハリー・ポッター」シリーズの最新作、「ハリー・ポッターと呪われた子」の購入者が発売から3日間で17万人を超え、オーストラリア国内においては過去10年間で最も早い売れ行きとなっている。
ハリーポッターの新作は、オーストラリアでは7月31日午前9時1分に発売が開始となり、2007年に発売された「ハリー・ポッターと死の秘宝」以来、最も早い売れ行きを記録している。また今作は、原作者のJ.K.ローリング氏と舞台監督のジョン・ティファニー氏、脚本家のジャック・ソーン氏による共著となっている。
当初、書店などでは新作が脚本形式であることから、読者の反応は過去の作品には届かないとの見方があったが、蓋を開けてみれば過去の作品以上の反響を呼んでいる。また2017年始めには、現在ロンドンで上演されている舞台の演出や注釈を含む特別版の発売も予定されている。