【ブリスベン6日AAP】 QLD州のシャノン・フェンティマン・コミュニティ大臣は、8月の国会で同州の養子縁組法の改正案を提出することを明らかにした。
この改正案が可決されれば、1991年6月以前の養子縁組に関する違法行為への処罰が除外されるほか、同性カップルや同性愛者、体外受精(IVF)を受けているカップルが養子縁組をすることが認められることになる。
NSW州、WA州、VIC州そして首都特別地域(ACT)ではすでに同性カップルの養子縁組が合法化されており、フェンティマン・コミュニティ大臣は「同性カップルの養子縁組を認めていない州は数少ない。QLD州も法案を改め差別をなくす時」と述べた。
同州では過去1年間で50人未満の子供が養子縁組を結んでいるが、改正案によって義両親や法定後見人、養護者といったカップルが養子縁組できるようになる。