【ACT13日】 気象局とオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)が発表した最新報告「The State of the Climate 2020」によると、オーストラリアは気候変動にさらされており、この変動は今後悪化を続けていくという。
報告によると、オーストラリアでは今後、山火事がより大規模な災害につながることが懸念され、海抜の上昇、干ばつの長期化、気温の上昇、突発性の降雨が予想される。気温に関しては1910年から国内の平均気温が1.5度上昇しており、今後も上昇を続けるとみられている。
気象局の気象環境予想サービスマネジャーのブラガンザ氏は、「オーストラリアでは春と夏を中心に、山火事の発生する危険性が高くなる日数が年々増えている」と述べ、これは気温の上昇と関連性があると指摘している。
ソース:news.com.au-’Sobering look ahead’: Latest climate report shows grim future for Australia