【シドニー8日AAP】 9日、国勢調査が行われる。2016年は、国民の3分の2がスマートフォンやタブレット、コンピューターからオンラインで記入する見通し。
NSW州北部沿岸部コフスハーバーに住むキャスリーン・ネイラーさん(100)も、家族の助けを借りながらオンライン記入に挑戦する。妹のバーバラ・ヒギンズさん(82)も、「コンピューターの才能はないが、メール送信やグーグル検索はできる」と話し、オンライン記入に意欲を見せた。
国内ですでに22万世帯がオンライン提出をしたとされ、所要時間は平均27分未満とされる。記入は9日夜が望ましいが、後日行うことも可能。
数十万人が紙の調査用紙を求め、ヘルプラインへの問い合わせも殺到するなど、オンライン化への道のりは容易ではなかった。国勢調査のデジタル化により、税金1億ドル以上の節減になるとされる。