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NSWドッグレース禁止法案 議会へ

【シドニー10日AAP】  NSW州におけるドッグレースを禁止する法案が10日、議会に提出された。新しい法案では来年7月以降、同州内でドッグレースを開催した場合、最大で1万1000ドルの罰金、もしくは最長1年までの禁錮刑が科せられる。

ダンカン・ゲイ議員は特別調査委員会によって報告された虐待の実例を挙げ、「ドッグレース業界は、動物に対する義務を怠った」と非難。州政府による業界への補助金に関して詳細はまだ明らかにされておらず、廃止業務を進める管理者が任命されるもよう。法案はまた、ドッグレースを承認なく海外で実施することも禁止している。

野党労働党は禁止法案が議会の始まる10分前に初めて示されたとして、ベアード政権が法案の議会通過を押し進める強硬なやり方に不満を示している。同党のプリムローズ議員は、「まだ法案を読んでもいないのに、どうやって承認すればいいのか」と批判した。

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