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国連 ナウル収容所から難民の退去促す

【キャンベラ10日AAP】  国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は10日に声明を発表し、オーストラリア政府が設置しているナウルの難民収容所について、生活環境および難民の精神衛生状態が悪化しているとして、難民らを早急に収容所から退去させるよう促した。

ナウル収容所についてはガーディアン・オーストラリアが、収容所で発生している女性や子どもに対する性的虐待について、漏えいした何千件もの申し立てを報告書にまとめて発表したばかり。UNHCRも2012年から状況は悪化し続けていると指摘している。

ある報告では難民の子どもが描いた絵に関するもので、「暴力や露骨な性的行為」が描写されていたという。他にも、子ども達が監視人らがズボンを下ろして性行為を行っている場面を目撃したり、親がいるのもかまわず監視人が子どもの下着に手を入れるなどの行為が報告されている。

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