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「中絶手術」犯罪とみなさない NSW

【シドニー11日AAP】  NSW州グリーンズ(緑の党)のメーリーン・ファルキ議員は11日、州議会に対し中絶手術を合法化し、犯罪の枠から外す法案を提出した。オーストラリア国内ではNSW州とQLD州において、中絶手術が違法行為とみなされている。

ファルキ議員はNSW州とQLD州も他州と足並みを揃えるべきとの考えを示し、「中絶を選択する女性やその支持者、および医者たちは犯罪者ではない」、「中絶について回る恥の意識は取り除かれるべき」と話した。

NSW州では、医者が女性に対し肉体面および精神衛生面でリスクがあるとみなした場合にのみ、中絶が認められている。新法案ではまた、中絶に反対する人たちからのハラスメントや危害から女性を保護するため、病院周辺に150メートルの立ち入り禁止区域を設置することも提案している。

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