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パブで五輪観戦OK 特例で規制を緩和

【シドニー12日AAP】  NSW州政府は12日、シドニー中心地のパブやクラブのラストオーダーや閉店時間を定める「ロックアウト法」について、リオ・オリンピック開催中に限り、特例として適用しない方針を明らかにした。これにより時差の関係で真夜中に行われている試合も、時間を気にせず観戦することが可能となる。

NSW州のトロイ・グラント副首相は特別措置を歓迎し、「現地で味わう雰囲気には及ばないかもしれないが、近所の人や友人たちとオーストラリアのヒーローを応援出来ることは、その次に幸せなこと」と声明で述べた。

「ロックアウト法」の適用範囲外の地域でも、8月21日は午前4時~午前10時、翌日22日は午前5時まで延長営業を許可するとしている。両日とも男女バスケットボールの決勝や、男子サッカーの決勝など高い注目が集まる試合が行われる予定となっている。

州政府はまた、10月2日に行われるNRL決勝戦の際も、午後10時から午前0時までの営業延長を許可する方針だという。

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