【パース17日AAP】 WA州政府は17日、空き缶や空きビンなどのリサイクル案を、2018年半ば以降から導入する方針を明らかにした。同案では、空き缶などを回収所へ持っていくか自動回収機を利用してリサイクルすると、一つにつき10セントが払い戻されるという。
WA州のアルバート・ジェイコブ環境相によると、払い戻し金はクレジットカードに入金される仕組みになる見通しで、リサイクル案の導入資金として、ゴミ削減のために徴収された課徴金の余りを充てるという。また同案が軌道に乗った後は「自己資金」で運営が可能だとしている。
同様のリサイクル案はSA州やNT準州ですでに導入されており、NSW州も来年の導入を決定している。ジェイコブ環境相は、自動回収機を扱うコカ・コーラにも助言を求めていることを明かしており、コカ・コーラも同州と協力関係を築きたいとしている。