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マナス難民収容所の閉鎖を決定 豪政府

【キャンベラ17日AAP】  オーストラリア政府はパプアニューギニア(PNG)政府との会談を受け、マナス島に設置している難民収容所を閉鎖することに正式に合意した。同収容所についてはPNG最高裁が、これを違憲とする判決を下していた。

オーストラリアのダットン移民相は17日、PNGのオニール首相と同国最高裁が出した収容所を違憲とする判決について会談。その後、両政府はマナス収容所を閉鎖することで正式に合意した。ダットン移民相はまた、現在収容されている難民について、オーストラリアに移送される可能性がないことを明らかにした。

一方、PNGのオニール首相は、「PNGの人々への利益、および難民たちの健康安全を考慮した決定であるべき」と述べ、両政府がじっくり話し合い、前へ進めたことに満足していると感想を述べた。また閉鎖方法については現在検討中だとして、追って発表するとしている。

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