【ACT19日】 オーストラリアのキャンベル国防軍司令官は19日、アフガニスタンへ派遣されていたオーストラリア人兵士が、民間人や捕虜合わせて39人の殺害に関与していたことを公表し、謝罪した。殺害に関わったのはパースを拠点とする特殊空挺部隊とみられている。
オーストラリア人兵士による違法行為は、残虐性が高かったり搾取とみられる行いで、当局の判断によりすべての詳細は明かされていない。現地で取材に当たったジャーナリストなどによると、国防軍の中でも“特別部隊”は、あらゆる面において特別扱いを受けていたことが分かっている。
これらの“特別部隊”に対しては、何においても通常のルールは適用されず、このことが違法行為につながったとの見方が強まっている。さらに報告書は、政治家たちの直接的な責任はないとしている。
ソース:news.com.au-The ‘special’ treatment that bred alleged killers