【NSW20日】 NSW州政府は海外からの帰国者で、ホテルの隔離料金が支払期限を過ぎている人たちに対し、督促を行う方針であることが分かった。ABCニュースによると、旅行者による返済総額は2,700万ドルとなっているという。
負債のうち、200万ドル以上となる644件の請求が最終支払い期限を超過していることから、当局が通告書を発行。これにより当局は資産の差し押さえや賃金から差し引きなどの措置に及ぶことが可能となる。
統計によると、4万3,684人の帰国者のうち、ホテル隔離代金を支払ったのは4,156人と全体の10%にとどまっている。ただ、国防省の職員や乗り換えの旅行客などを含む半数以上が支払を免除されており、これによる政府の負担額は3,100万ドルに上っている。
ソース:news.com.au-NSW government issued debt recovery orders against returning travellers