新型コロナウイルスのワクチン接種について、30%以上の人が接種するかどうか決めていないことが、オーストラリア国立大学による調査で分かった。
同調査では、少なくとも6%が「絶対に接種しない」と答え、7%が「ためらいがある」と答えた。一方、「絶対に接種する」と回答したのは全体の約60%だった。今年8月、連邦のモリソン首相は、国内でパンデミックをいち早く終わらせるには、少なくとも国民の95%がワクチンを接種する必要があるとの見解を示していた。
ワクチンについては今週、2種類のワクチンの治験で90%以上の確率で有効性が示されている。オックスフォード大学と英アストラゼネカによる治験でも、同様に有効性の高い結果が得られたことが分かっている。