【シドニー22日AAP】 NSW州警察のテロ対策チームは22日、シドニー南西部の住宅をテロ組織への資金調達の容疑で捜索した。
連邦警察は、ヘッケンバーグで行われた家宅捜索について、継続中のテロ捜査の一環だとしている。現場から捜査官らが複数の物品を押収し、コンピューターや電話を専門とする電子情報科学捜査官も立ち会った。アンドリュー・コルビン警視総監は、「テロ組織への資金調達関連の捜査であり、コミュニティへの危険はない」と述べた。警察は同日、逮捕などは行わない見通し。
住宅は5人家族が借りているが、父親の姿は数か月目撃されていないという。