【シドニー24日AAP】 NSW州で今月8日~22日まで実施されていた交通安全取締り期間に、約1万3000人以上が何らかの交通違反により検挙されていたことが分かった。検挙理由で最も多かったのはスピード違反で8952人だった。
NSW州警察と交通安全センターによると、検挙理由でスピード違反に次いで多かったのが運転中の携帯電話の使用で2139人、次いで、シートベルトの未着用が800人、歩行者に対する危険運転が787人、飲酒運転は410人だった。
NSW州交通安全センターのバーナード・カーロン取締部長は、「これほど多くの人が、道路上で依然として死亡事故につながる大きいリスクを犯していることは非常に遺憾」と述べた。NSW州では取締り期間中に18人が交通事故で死亡している。