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WA道路建設を許可 先住民の訴え退け

【パース24日AAP】  WA州最高裁判所は24日、パース貨物リンクプロジェクトの一環として建設が予定されている高速道路「Roe8」に関し、高速道路の建設を反対する先住民からの訴えを退ける判決を下した。

連邦政府が約20億ドルを投じるとみられるパース貨物リンクプロジェクトでは、Roe8の拡張工事の許可が先に下りていたものの、先住民コミュニティからパースのビーリアー湿地帯を保護するために工事を見直すよう申し立てがなされていた。

高速道路の拡張工事では、先住民族アボリジニの人たちにとって重要なビーリアー湿地帯の約4分の1を更地にする必要があるため、先住民コミュニティなどが湿地を保護するよう訴えていた。ビーリアー湿地帯保護運動グループは、裁判費用などとしてこれまでに4万5000ドル以上を集めたとみられる。

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