【キャンベラ30日AAP】 キャンベラで30日、第45期連邦議会の歓迎式が行われた。ターンブル連邦首相は特に先住民族に触れて、「すべての文化を持つ人々を尊重する」と新たな決意を表した。
ターンブル首相は、「我々の議会は、仲間・支援者である先住民の人々と連携する責任を持ち、その差を確実になくす」と述べた。野党のショーテン労働党党首は新議会について、「より多元的で民主的、代議制の場に高めていくことが目標」と話した。
下院議長には、VIC州のトニー・スミス自由党議員が再選した。スミス氏は、活気あるアイデアや理想を歓迎するとしたうえで、「不作法や騒々しさは国民をがっかりさせる」と議員らに警告した。上院議長を務めるステファン・パリ―氏は、「時に難しい状況でも知的な討議を行い、非常に建設的に法案を可決できると国民に示そう」と話した。
コスグローブ連邦総督は、憲法での先住民認識に関する国民投票や経済強化など、今会期の政府の優先事項について実務的な演説を行った。