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医薬品の成分表示 15年ぶりに改正へ

【キャンベラ3日AAP】  連邦のスーザン・リー保健相は3日、市販の医薬品の新しいラベル表示を今月から導入することを明らかにした。医薬品のラベル表示の改正は15年ぶり。当局は薬の誤用、過剰摂取、アレルギー反応の予防などにつなげたいとしている。

新しい表示では、有効成分がこれまでよりも明確に分かりやすく記載される。甲殻類、魚類、卵、大豆、ミルク、木の実などの成分も表示される予定で、処方薬品および市販の薬品のラベルに順次導入される見通しとなっている。

リー保健相は、「これまでの表示では、薬の誤用をはじめとする多くの懸念があった」と述べた。また治療製品管理局(TGA)は、使われている医療用語が難解だったり、見た目が似ていることによる誤用の可能性などを指摘しており、表記フォントのサイズやレイアウトが規制されれば、消費者や医療スタッフとっても利便性が高まるとしている。

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