【ブリスベン3日AAP】 QLD州のジャッキー・トラッド副首相は、 成人刑務所に収容されている17歳の受刑者を移動させることを、今期の労働党政権で対処していくことを発表した。
トラッド副首相は、5日の議会で内閣はどのように10代の受刑者を成人刑務所から移動させるかなどの提案を発表する予定だとし「選挙公約通りに実現させる」と述べた。
「ザ・クーリア・メール」紙がブリスベンにある刑務所を2013年から取材した映像には、危害防止のための透明のカバー(スピット・フッド)を頭から被らされた17歳のアボリジニの受刑者の姿があり、トラッド副首相は「若者が刑務所に収容され拘束されている姿を見るのは心乱される」と話した。