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「中国からの投資はオープン」 豪政府

【キャンベラ5日AAP】   連邦政府は先立って、電力公社オースグリッドの中国企業への売却を阻止する判断をした。中国がこれを不満としたことを受けて、政府は「中国からのオーストラリアへの投資は広く開かれている」と主張する。

中国の習近平国家主席は、G20サミットで杭州を訪問中のターンブル連邦首相に対し、「オーストラリアが引き続き、公平で透明性があり、予測可能な政策環境を外国人投資家に提供することを願う」と話した。

フリデンバーグ連邦環境相は5日、中国の外国投資先はオーストラリアが世界第2位であるとして、「(中国に対する)扉は広く開かれている」とABCラジオで述べた。ピット貿易相補佐も、「オーストラリアは世界で最も開放された市場国家の一つ」と話した。ピット氏は一方で、オーストラリアは国の安全保障について決断する権利があるとして、「国にとって得策とされる判断をしていく」と述べた。

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