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過去20年で殺人率が最低に NSW

【シドニー5日AAP】   NSW州犯罪統計調査局(BOCSAR)の報告によると、殺人や強盗、発砲などの主要犯罪は過去20年間で最低レベルに減少した。過去2年で州内の殺人率はおよそ三分の一に急減し、銃携帯による強盗も40%以上減少した。

犯罪率は州内のほとんどの地域で安定または減少した一方、かなり増加した地域も見られた。州北部コフスハーバーおよびグラフトンで、住居不法侵入が28.6%増加し、万引きも16.7%増加した。中北部沿岸部では強制わいせつ行為が27.2%増加し、凶器を持った強盗もシドニー北のニューカッスルおよびレイク・マッコーリーで30.9%増加した。南西部リベリナ地方では家庭内暴力事件が21.9%増加し、強制わいせつも19.8%増加した。

調査期間中に増加した犯罪は万引きと詐欺のみだった。万引きは州全体で6.3%増加し、スーパーマーケットでの犯行が最も多く、デパートや酒店、衣料品店が続いた。

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