【キャンベラ6日AAP】 メディケアの給付率規定(MBS)の見直しに関する中間報告で、不要な検査や手術、処方箋の継続や病欠証明書をもらうために一般医(GP)の診察を受けるなどが、無駄である可能性があげられた。
リー連邦保健相はMBS見直しの目的について、節約ではなく制度の改善だと主張する。同氏は6日、「患者の健康全般に不必要な小さな予約に対し、政府が事実上支払い過ぎているのであれば、その財源は再投資されるべきだ」とABCラジオで述べた。
これに対してオーストラリア医療協会(AMA)のマイケル・ガノン会長は、より効率的な保健制度に向けた構想を支持するとしたうえで、「“GPは非効率的で費用がかかりすぎる”と非難し続けるのは正当ではない」とリー氏のコメントを非難した。